教科書(今回は医学書)をスキャン(自炊)してPDF化するには、まず本を裁断してバラバラにすることが必要です。
裁断に関しては、裁断代行業者を利用することがオススメです。
裁断代行業者の選び方と依頼方法を紹介していきます。
▼教科書PDF化シリーズ記事
裁断代行業者とは?
教科書をPDF化することを俗語で自炊といいます。
この自炊の過程には3段階あります。
- 裁断
- スキャン
- OCR化(文字認識)
です。
裁断代行業者ではこの裁断の過程を行ってくれます。
間違えないように気をつけて!!
裁断代行業者は切ってくれるだけで、書籍も業者の手元には残らず安心です。
業者の選択
裁断代行業者はいくつかあり、料金体系もそれぞれ異なります。
重要なのは、お金がかかるのは送料ということです。
ですので、業者の選択のポイントは
- できるだけ自分の家から近い業者
- 返送料無料などの料金体系
です。
数百冊頼む場合には話が変わるかもしれませんが勉強に使用するような厚い本の場合にはこの原則はが重要です。
今回筆者が選択したのは、カットブックプロという業者さんです。
以前にも一度この業者さんを利用したことがあり、安心感があったことその際の梱包が丁寧であったことが決め手です。
業者に注文
業者を選択したら、ホームページから注文を入れます。
今回筆者が選択したのはこちらのコース。
20冊裁断パックです。こちらのパックには返送料が含まれていますので、あと掛かるお金はこちらから業者に送る送料と振込手数料くらいです。
ちなみにこの業者さんの場合、クレジットカードでの支払いが代引き時にしか使えないので、代引き手数料か振込手数料がかかってしまいます。
裁断料がかなり安いので、しょうがないですが。
発送
ダンボールの準備
発送は1つのダンボールで送らなければいけません。(この業者さんの場合)
教科書、しかも医学書を20冊まとめて送るとなると大きめのダンボールが必要です。
今回はたまたま楽天で注文したクリスタルガイザーの箱がありましたので、そちらを利用しました。
ダンボールの入手に困るひとにはこちらもおすすめです。
1本あたりに直すとかなり安く、コンビニで飲み物を買うよりは安く済み、水筒にお茶を詰めるより手間がかかりません。
話を戻します。
▼今回送る本20冊はこちら。
医学書は厚いので結構な重さ、厚さになります。
これを先程のクリスタルガイザーの箱に詰めていきます。
箱の底にあたる部分はガムテープでかなり補強をしました。
まず本がちゃんと入るかどうか入れてみます。
ちゃんと入りました。
次は、箱のサイズを小さくしていきます。
送料のシステム上、小さいほうが送料が安くなりやすいからです。
▼この図の右側のピンクの部分が切れ込みを表しています。
このように入れる量に合わせて箱のサイズを変えれば、送料の節約になります。
本の水濡れ対策
ダンボールで送りますので、水濡れにはとても弱くなります。
配送の際には何かの事情で濡れてしまうことを考えて、水濡れ対策をすることがおすすめです。
濡れてしわくちゃになったり、ページ同士がくっついたりすると、スキャンの手間が倍増しますし最悪の場合スキャンできません。
筆者の場合には何冊かまとめて、ビニール袋に入れています。
箱詰めが終わりました。
この業者さんでは前回の返送時にも袋に入れて送ってくれたので、今回は予備の袋も何枚かつけて箱詰めしました。
ガムテープで固めて完成です。
かかった費用の合計
今回の20冊の裁断では、
裁断料金&返送料込→2000円
送料→1000円
振込手数料→500円
の合計3500円でした。
裁断機の購入や刃のメンテナンス費用、裁断に掛かる時間を考えれば安いもんだと思います。
まとめ
裁断代行業者を利用したことが無い方にどのような雰囲気で利用できるかをお伝えしたく今回の記事を作成したのですが、雰囲気くらいは伝わったでしょうか?
この記事を作成している時点ではまだ配送されてこないのですが、前回はかなり早く送り返してもらえたので、そろそろ送られてくると思います。
どのような感じに裁断されてくるのかも、また記事にしますので、そちらもよろしくお願いします。
【追記】返送されてきた感想を記事にしました。
▼教科書PDF化シリーズ記事
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コメント
コメント一覧 (2件)
教科書を裁断してもらった後、どのような状態で返却されるのか知りたいです。
コメントありがとうございます。
この記事に裁断業者に裁断してもらったあとの情報がありますのでご参照ください。
https://digista.net/2018/05/06/saidandaiko/