【iPad勉強のリスクを克服】重要な試験にむけたノートデータ・予備校板書のバックアップ戦略

この記事は医学生を対象に作成しましたが、バックアップ方法としては他の試験を受けられる方にも参考になる記事になっています。

最近、iPadで勉強することが少しずつ浸透してきた(特に医学生の間で)と感じています。

iPadは気軽に使えますが端末上にデータを保存する以上、データを失うリスクがあります。

データの紛失はiPadで勉強する1つの大きなリスクではありますが、紙での勉強だってノートをなくすリスクもあります。

適切なバックアップを事前に作成しておけば、むしろ紙よりもリスクを低くできる(本でも無くす・盗難のリスクはあります)のでしっかり対策を行いましょう。

Mr.Pad
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国家試験直前の医学生でなくても、何ヶ月もかけて板書した予備校テキストはしっかり守りたいですよね!

目次

国家試験1週間前にiPadが壊れてデータが全て失われたら……

ちょっとだけ考えてみてください。

 

国家試験まであと1週間……勉強も大詰めという段階です。

 

そんなある日、あなたはiPadを落として画面が粉々になってしまいました。

画面に触っても反応しません。電源も入らないようです。

 

 

保証には加入しているものの、別の端末と交換という形になりました……

 

medu4とQ-assistの板書、勉強ノートは全てiPadのノートアプリで作成していました。

 

iPad上のデータが消えてしまったら、今までの勉強の内容が全部残っていない…….

 

 

バックアップを事前にきちんと作成していないとこのような状態になる可能性は誰にでもあります。

 

自分に非がなくとも、iPadの入ったカバンごと盗難にあう可能性もあります。

 

ノートアプリ自体がアップデートでフリーズして使えなくなってしまうような事態も考えられます。

 

▼かなり安定したアプリであるGoodnotesでさえ、こんなこともあります。「書類が開かない?!」

iPadで勉強する人が増えてきたからこそ思うこと

最近はmedu4やQ-AssistといったPDFでテキストデータを配布する予備校があるので、iPadでそのままPDFに書き込んでいるという人も増えてきました。

とても便利な勉強法ですので、このサイトもこれを広めるために作成しました。

筆者も今6年生で、国会試験に向けて勉強を行っています。

 

国試のことを考えていると、とある不安が湧き出てきました。

予備校講座の板書ノートがやっと完成したのにiPadが壊れたことで全て失ってしまう人が出てくるのではないか

 

 

iPadを中心に勉強している人の中で国試直前にiPadの故障・破損で勉強データを全て失ってしまう人が出てくるのではないか

という心配です。

 

国試のような重要な試験の直前期(知識をつめこみまくる時期)にそのようなことが起こったらとても困りますよね?

下手したら合否に直結してきます。

メンタル的にも痛いです。

 

ここからは、そんなことにならないように、複数の対策を提案します。

どの対策法にもデメリットは存在するので、できれば2個以上の対策を行っておきたいところです。

この記事では使ってる人が最も多いと考えられるGoodnotesの利用を前提に話を進めますが、他のノートアプリを使用している人でも応用出来るはずです。

【1】iCloud同期を利用する

まず最も簡単な方法がicloud同期を利用する方法です。

iCloudは他のクラウドとは異なり、Apple純正のクラウドですのでアプリ単位で同期設定が可能です。

設定したアプリ内のデータを全てクラウドに同期することができます。

iCloud同期をノートアプリに適応することで、

  • iPadが故障してもiPhoneでみることができる
  • 新しいiPadをすぐに購入するor保証で新しいipadと交換すれば、もとのすぐに同じ状態に復元できる

という安全を確保できます。

問題点はiCloudが無料で使用できるのは5GBまでということです。

たくさんノートを作成していると、5GBではすべての勉強データをバックアップできないことも考えられます。

▼容量プラン。多くの人は50GBで事足りるはずです。

Mr.Pad
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課金で容量を増加させることが可能ですのでリスクを減らすために、国試までの期間まで契約するのもありだと思います。特にiPhoneを使っている人にはオススメのクラウドです。

iCloudはクラウドと端末上のデータを「同期」してくれるという特性上、同期設定しているiPad上から自分で消去してしまうとクラウド上からも消去されてしまいますので、注意が必要です。
メリット
・iPadが壊れてもすぐに元の状態に復旧可能
・複数のApple端末のデータを同期出来る
・設定も簡単
デメリット
・5GB以上は課金が必要
・自分の操作で消去してしまうとiCloud上のデータも消える

【2】Goodnotesの自動クラウドバックアップ機能をONにする

Goodnotesには自動クラウドバックアップ機能があります。

この機能を利用すれば定期的に自動でバックアップを指定したクラウドに保存してくれます。

iCloudのバックアップと異なる点として、こちらはクラウドに上げるのにタイムラグがあり、アップロードにも時間が掛かります。

おそらくiCloudではデータの変更部分のみをクラウドにアップするのに対し、こちらの外部クラウドへのバックアップは新しいPDFを毎回作成してバックアップしているためだと考えられます。

また、iCloudへの同期はiPadが故障・破損した場合にも新しいiPadをすぐに購入してクラウドに同期すれば同じ環境が再構築されますが、外部クラウドにバックアップしていたデータの場合には手動でGoodnotesに入れ直す必要があります。

外部クラウドのメリットは無料で使える容量がiCloudよりも多いことです。

 

例えばGoogle Driveは15GBまで無料で使用することができます。

15GBあればGoodnotesの全てのノートをバックアップ出来る人が多いはずです。

【Goodnotes4説明書】自動バックアップの設定方法

Goodnotesの場合ですが、バックアップ設定でファイルフォーマットをPDFでバックアップしておけば、ブラウザの使える端末でならいつでも見ることができるので超直前のトラブルにも強くなります。
Goodnotes書類形式でバックアップしておけば、編集可能な状態を維持することができます。ただし、Goodnotesを使える端末が必ず必要です。
メリット
・クラウドの無料容量で収まれば、お金がかからない
・簡単に設定出来る
デメリット
・データを失ったときに手動で復元する必要がある

【3】手動で外部アプリにバックアップする

 

Mr.Pad
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この方法は個人的に結構オススメです。

Goodnotesをはじめ、多くのノートアプリにはPDFでノートを書き出す機能があります。

この機能を使って、PDFをクラウドや外部アプリ・パソコン・USBなどに保存する方法です。

この方法は効果は絶大ですが、手動で面倒くさいので重要なノートのみ書き出すことをおすすめします。

▼Goodnotesから書き出す方法は以下のページで紹介しています。

【Goodnotes4説明書】ノートを他のアプリに書き出す方法|PDF化&他のアプリに手動でバックアップ(書き出す)する方法

筆者の場合は、書き出したノートをEvernoteに保存しています。

Evernoteに保存しておけば、Andoridスマホからでも・大学のPCからでも友人のタブレットからでもアクセスできます。

さらに、Evernoteは1ヶ月あたりのアップロード上限が課金で増えるというシステムです。

1ヶ月だけ400円ほど課金してアップロードしてしまえば、その後はデータの維持にお金がかからないというのも魅力です。

▼Evernoteの料金体系についてはこの記事でまとめています。

Evernote活用方法:入れっぱなしのバックアップシステム&なんでも検索箱としての使い道

メリット
・バックアップ設定を間違えてバックアップ自体に失敗するという可能性が低い
・パソコンやAndroidなどあらゆる端末で見れるので、超直前期に強い
デメリット
・手動なので時間がかかる

【4】iPadを2台持つ

この方法に関しては、金銭的な制約もあると思いますがかなり強固なバックアップになりうるので紹介しておきます。

iPadはiCloudで同期させることで、複数台あっても全く同じ状態にしておけます。

ネットワークがある条件下では数秒のラグはあるもののほとんど同一のデータにしておけます。

iPadを2台持つことのメリットは、この同期機能のおかげで直前までバックアップとして機能してくれます。

例えば、試験前日の夜に落として割ってしまった場合でも大丈夫です。

金銭的なデメリットを補う手段としては、直前1ヶ月くらいに購入して、国家試験が終わったらすぐに売却するというのも手かもしれません。

iPadはかなり買い取り価格が高いので、傷などなければ高値で買い取ってもらえます。

▼安い方の無印iPadも出てきて可能になった戦略かもしれません。

 

メリット
・バックアップとしては最強に近い
・設定も簡単
デメリット
・自分の誤操作でデータを消去してしまった場合には効果がない
・かなりお金がかかる(端末代金)
・iCloudに課金が絶対必要なのでこれもお金がかかる

【5】印刷しておく

この方法は持ち運びという点では、iPad勉強のメリットを潰してしいますが、バックアップとしては強力な方法です。

時間とお金がかかるののがデメリットです。

Mr.Pad
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iPadでノートを板書を作成して、復習だけ紙でやりたいという場合には良いかもしれませんね。

 

手間がかかるのという問題点を解決すべく少し調べたところ、ネット上でPDFを印刷して冊子に製本してくれる業者もあるようです。

▼印刷/製本業者の1例

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結構安くできそうですので、製本したい方は良いかもしれませんね。

このサイトのページからの引用です。

 

Mr.Pad
Mr.Pad

この価格なら、もともと紙でmedu4/QAssistをやりたかった人にもオススメ出来る方法かもしれませんね。

メリット
・紙で手に入るので端末の故障は心配が必要なくなる
・業者を利用すれば、簡単に安く印刷→製本してくれる
デメリット
・製本化すると持ち運びには不便

もう一つだけ!アプリの自動アップデート設定はOFFにしておこう

冒頭でも少し紹介しましたが、アプリのアップデートでアプリが改悪されることは割とよく起こります。

 

たとえば、ノートアプリでノートが開けなくなるかもしれません。

 

その対策として、直前期には自動アップデート設定をOFFにしておきましょう。

 

設定のitunesとAppストアのところで設定を変更できます。

自動アップデート設定をOFFにして、試験本番が終わるまではアプリの更新を行わないというのがポイントです。

まとめ

それぞれの方法にメリット・デメリットがありますので、お金や時間と相談しつつリスクを減らしてみてください。

できれば複数のバックアップを作成しておくと安心だと思います。

ちなみに筆者の場合には、

  • iCloud同期
  • EvernoteにPDFとして保存
  • Apple製品を複数台持っている

という対策を行っています。

今回、この記事を買いていて一番衝撃だったのはPDFを印刷して製本してくれる業者があることでした。しかも、かなり安い!!!

他にもリスクを減らす方法を知っている人がいれば教えてください!記事に追加したいです!

それでは、国試に向けて勉強がんばりましょう。

▼できるだけ多くのiPad勉強者に伝わって欲しいのでリツイートでの協力お願いしますm(–)m

 

筆者

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