【すべて使用してのアプリレビュー】医学生としての本気の勉強に3年以上前からiPadとノートアプリを使用している筆者がApple pencil対応のノートアプリの選び方を徹底比較・解説します!
勉強のためのノートアプリをお探しの方には必ず役に立つ記事です。
勉強メインでの比較ですが、勉強以外の用途の方にも役立つと思いますのでぜひご活用ください。
勉強用ノートアプリの選択ではどのような点を重視し選んでいけばよいか知らない人は、まずはこの記事を読んでみてください。
という疑問に答えていきます。
長い記事なので目次も活用してくださいね!
digi(筆者)
ノートアプリの使用目的が決まっている人へ
ノートアプリの使用目的がすでに固まっている人向けに、目的別にオススメのノートアプリをまとめた記事も作成しました。
https://digista.net/2018/06/21/note-app-best/”,”text”:”【アプリの選択からすべてが始まる!】用途・目的別iPadノートアプリおすすめランキング”} /–>筆者の使用してきたノートアプリ
筆者がこれまで購入して、使用してみたアプリは以下の通りです。今後も新しいものが出れば購入してレビューしていきます。
【追記】画像のアプリに加えて
- Whink
- Nebo
- Goodnotes5
を購入しました。
【大きな更新】
2018/06/10 Notabilityのアップデートを反映しました。
2018/06/20Notabilityのレビューを追加しました。
2018/07/20 Noteshelf2のアップデートを反映しました。
2018/12/8 アップデートの内容を反映しました。
2019/01/15 Goodnotes5について追記しました。
2019/3/25 Notabilityについて追記しました。
2019/7/30 全体に追記を行いました。
2021/05/02 全体に追記を行いました。
紹介するアプリ一覧
今回紹介していくアプリを大まかに紹介します。
本業のノートアプリであるものと、メモアプリの中に手書き機能が備わっている物があります。
本業のノートアプリの方が手書き機能が充実している傾向にあります。元がメモアプリのものはキーボードを使ったテキストの入力に向いている傾向です。
よく似た機能や特性をもつので購入を比較・検討する際には以下の分類で同じグループの中に入るアプリがライバルになることが多いハズです!
▼本業ノートアプリ
正当派:Goodnotes、Notability、Noteshelf2、Note plus
特殊型:Penultimate、Flexcil、Whink
▼メモアプリの中に手書き機能
Onenote、Evernote、Apple純正メモアプリ
▼PDFリーダーがメインで手書き機能も充実
PDF expert/Documents、GoodReader
以下の各アプリの紹介では、以下の項目に分けてそれぞれのノートアプリをレビューしていきます。
独自機能:他のアプリにはない独自の機能
基本機能:他のアプリにもある機能、書き味など
iCloud同期:同期可能だと別のiPhone、iPadで同期することが可能になります。
安定性:アプリの安定性。Appのレビューや筆者の経験から。
移行のしやすさ:独自の機能が他のアプリに出力できるかどうか
Goodnotes4 日本での人気No1ノートアプリ
[applink id=”778658393″ title=”GoodNotes 4″]
筆者がメインで使用しているアプリです。アプリの安定性と手書き文字のOCR化ができるのでメインになっています。また、手書きのOCR化を維持したままPDF出力できるので、アプリへの依存性も低く、乗り換えも簡単です。
ちなみに日本では人気No1になっていることの多いアプリです。
タブ機能があるノートアプリで、勉強の際にはこのタブ機能が大活躍します。
【注意】Goodnotes5がリリースされました。今から購入する人はそちらを購入することをオススメします!Goodnotes5については別記事にて解説しています。→こちら
独自機能
・タブ機能でノートを同時に複数開く事ができます。
・消しゴムからの自動持ち替え機能
・Mac版アプリ有り
・外部ディスプレイに出力時にプレゼンモードで出力
手書き文字のOCR化(手書き文字も検索可能に)
タブ機能
このタブ機能を持つノートアプリはこのGoondnotes4とPDF Expertくらいです。その点ではとても貴重なアプリです。
タブ機能は複数のテキストを一つのアプリで使うのに便利です。筆者は医学生なので臓器ごとにテキストが別れているので、複数のテキストを同時にタブで開いておく事ができて便利です。
消しゴム自動持ち替え機能
画像の切り抜き機能
Goodnotesでは画像をアプリ内で手動で切り取ることができます。
この機能は思ったより便利で画像をノートに貼り付けて暗記用コラ画像を作成するのに便利です。
【Goodnotesの小技】画像の手動切り抜きが可能▶︎暗記イメージ用コラ画像の作成に便利!!
画像長押し>編集>画像再タップ>切りとる>フリーハンド
コラ画像で面倒なゴロなども一気に暗記できます pic.twitter.com/Ys8QokpEUR
— でじすたねっと】iPadを使った勉強方法紹介 (@digista_net) 2018年11月12日
外部ディスプレイで出力時にプレゼンテーションモードに
## GoodNotesはデジタルホワイトボード ##
ユーザインターフェースではなく、ただコンテンツだけが表示されるので、ページのどの部分を表示するかを選ぶことができます。GoodNotesは既に多くの教育の場や講演で使用されています。https://itunes.apple.com/jp/app/goodnotes-4/id778658393?mt=8より
iPadをHDMI出力し、Goodnotes4を外部ディスプレイに表示した際に役立つ機能です。
iPadにはペンの切り替えなどができるツールバーが表示されますが、外部ディスプレイには表示されない機能です。
授業や講演でパワーポイントでなく、PDFに書き込みながら説明するということが可能です。
基本機能
基本機能は万全です。基本的にすごく使いやすいアプリです。
バックアップ機能:○
→対応クラウド(Box、Dropbox、One drive、Google ドライブ)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:横スライド
録音機能:☓
iphone版アプリ:○
新型Apple pencilダブルタップジェスチャ対応:○ (消しゴム切り替え等)
アプリの安定性
[applink id=”778658393″ title=”GoodNotes 4″]
移行のしやすさ
コメント
万能ノートアプリです。現在の純粋な「デジタルノート」としての性能は一番上です。他のノートアプリの独自機能を選ぶ理由がないのであればこれにしておけば間違いないでしょう。
Goodnotes5 No1アプリがバージョンアップ
さきほど紹介したGoodnotes4がアップデートしたアプリがGoodnotes5です。
簡単に使ってみたところ、基本的な機能、使いやすさはそのまま便利な機能が追加されています。
詳細は別記事で更新中です。→Goodnotes5についての記事
特に便利なのが他のノートアプリですレアな機能である全体検索です。
全体検索はちゃんと機能していますね!!
これは、、、すごく便利!!
しかも
手書き、PDF、タイプしたメモ
が別に表示される点もいい!!!#goodnotes5 pic.twitter.com/W977nplGBn— でじすたねっと】iPadを使った勉強方法紹介 (@digista_net) 2019年1月15日
▼ さらには図形描写機能に塗りつぶし機能も追加されました。
以前は形を整えてくれるだけだったシェイプツールで図形内も塗りつぶしできるようになってます!!#goodnotes5 pic.twitter.com/S5cpDgxhvg
— でじすたねっと】iPadを使った勉強方法紹介 (@digista_net) 2019年1月15日
基本機能
バックアップ機能:手動
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:縦スクロールor横スクロールの選択可能
iphone版アプリ:○
独自機能
・ノート全体の全文検索(すべてのノートを一つの検索窓から検索)
・PDFのテキスト文字と手書き文字の検索結果を分けて表示
・ブックマークをページ、ノートブック単位でつけることが可能
・Goodnotes4からのなめらかな移行性
・ライブラリ全体のバックアップデータの手動作成機能
今回のアップデートによりGoodnotes4に比べ大幅なパワーアップが行われました。
しかも、まだまだ機能が追加中の様子で、どんどん新しい機能が追加されています。
アプリの安定性
まだリリースから時間が経っていないこともありアプリ自体の安定性はイマイチであるように感じます。
Goodnotes4はかなり安定感のあるアプリだったので、Goodnotes5も時間をかけて安定していくものと思われます。
移行のしやすさ
Notability 海外では人気No1ノートアプリ
これも有名どころです。アイコンにマイクが入っていることから分かるように、録音との連携が魅力です。ノートの2画面表示が可能なのも現状ではこのアプリのみです。
【追記】アップデートで手書き文字の認識とノートの並列表示に対応しました。現在のところ最も高機能なアプリになっています。
かなり頻繁にアップデートを行っている点からも安定性に力を入れていることも分かります。
・手書き文字の認識(検索可能に)新機能
・ノートを並列横並び表示可能(2画面)表示対応新機能
・Mac版アプリ有り
テキストと録音音声の連携
手書き文字の認識
ノートを並列横並び表示(2画面)対応
アップデートによってノートの左右同時表示に対応しました。
これがかなり貴重な機能で現在このNotabilityでのみ可能な機能です。
他のアプリもSplit viewで2つのアプリを同時に表示することは可能ですが、同じアプリ内で2つのノートを並べて表示可能になったのはこのアプリだけです。
基本機能
基本的な機能は揃っているのでメインに使用するにも全く問題ないアプリです。
バックアップ機能:○
→対応クラウド(Dropbox、Googleドライブ、OneDrive、Box、WebDAV)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:縦スライド
録音機能:○(優秀)
iphone版アプリ:○
アプリの安定性
[applink id=”360593530″ title=”Notability”]
移行のしやすさ
コメント
万能ノートアプリの一つです。
基本的な性能も高く、音声との連携がものすごいアプリです。
勉強用途では音声を有効活用することは非常に重要です。その意味でこのアプリの機能を上手く使いこなせれば勉強効率UPは間違いないでしょう。
講義中のノートはこのアプリに勝るものはありません。講義用ノートを探している方はこのアプリで間違いないはずです。
また、とっさのメモにもかなり有効で音声録音と筆記による2重のメモが可能なのでとっさに重要な内容をメモしていくのに便利です。
縦スクロールであることもメモを取ってく作業にとても便利なアプリです。
Goodnotesと比較すると高機能な分操作がわかりにくいかもしれませんが、使いこなせればかなり高機能なノートアプリです。中級者〜上級者向けといえます。
https://digista.net/2019/03/17/notability/(新しいタブで開く)
Noteshelf 2
Evrenoteとの同期が特徴のノートアプリです。基本的な性能もとても良く、使いやすいアプリ。
独自機能
・ノートアプリでノートを作成し、作成したノートがEvernote同期可能。
→手書き文字もEvernoteで検索可能に!
・手書き文字の認識(検索可能に)新機能
作成したノートがEvernote同期可能
手書き文字の認識(検索可能に)
Evernoteを利用しての手書き文字の認識のみに対応していたNoteshelf2ですが、アップデートによってアプリ単体での手書き文字の認識に対応しました。
▼画像が小さいですが、かなりの高精度で認識されていました。
基本機能
バックアップ機能:○
→対応クラウド(Dropbox、Onedrive)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:横スライド
録音機能:○(1ページごとに区切ってノートに関連付け可能)
iphone版アプリ:○
アプリの安定性
移行のしやすさ
コメント
Evernoteに同期が可能という独自機能は一見地味な機能です。
しかし、Evernoteは検索性能と情報の蓄積にとても優れたアプリです。
その意味で長いスパンで大量の勉強をする方、人生を通して専門的な勉強をしていく方には大変便利です。
▼ここでEvernoteの検索性能と情報蓄積性能について少し解説します。
Evernoteは1年区切りの容量システムです。無料なら60MB/月、プラス版会員なら1GB/月、プレミアム版会員なら10GB/月のアップロードが可能です。他のクラウドですと、全体でXX GBまでというシステムですが、Evrenoteは毎月アップロード可能な容量がリセットされていきます。ですので長いスパンで見ていくと他のクラウドよりも大量の容量が保存可能なのです。このシステムは長期間に渡って勉強を続けていく人に大変向いています。
Evenoteは画像の中の文字も検索可能になるほど検索性に優れています。これによって、大量の情報を溜め込んでも検索だけで必要な情報を見つけ出せるのです。情報の整理をする必要が少ないのも魅力です。
このEvrenoteに直接ノートが同期できるということは、ノートもEvernoteから検索可能になるということです。教科書・プリントもPDF化してEvernoteに保存しておけば全てがEvernoteで検索可能になるメリットがあります。
Evrenote中心の勉強システムを構築していく人はこのアプリがとても便利な存在になります。
ノートアプリとしての性能もGoodnoetsと同じくらい高性能です。Goodnotesに負けるのはOCR機能くらいで他の要素では同性能〜高性能かもしれません。このアプリを期にEvrenoteを中心とした勉強システムを構築するのもありかもしれません。
▼Evernoteを中心に添えた勉強システムについて
【iPad×勉強】Evernoteを中心とした勉強システム
Penultimate
独自機能に関しては1つ前のNoteshelf2と被っているが、こちらはEvernote純正である点で異なります。
特にNoteshelf2より勝る点が見当たりません。
純正なのに残念なアプリ。シンプルさ重視で多機能を求めない人にはあっているかも。
独自機能
・Evernote上にノートを作成(Evernoteから出ている)
基本機能
バックアップ機能:☓(Evernoteクラウドに保存されるものの他にはできない)
PDFの読み込み:☓
画像の貼り付け:☓
ノートの方向:縦スライド
録音機能:☓
アプリの安定性
移行のしやすさ
コメント
このアプリがNoteshelf2に勝る点は無料であることのみです。
Evernoteを中心に使っていく人は基本的にはNoteshelf2を選択することになるでしょう。
シンプル重視で画像の貼り付けをしない人にはいいかもしれません。
Notes Plus
[applink id=”374211477″ title=”Notes Plus”]
正統派のノートアプリでありながらiPadでApple pencilを使用して書くのに特化した作り。ジェスチャー機能が多く、使いこなせればとても高性能。ジェスチャーを使った操作に自信があれば是非試してほしいアプリ。
独自機能
・手書き文字を素早くその場でテキスト文字に変換。
・手書き文字の認識機能(手書き文字が検索可能)
・ノートの内容をまとめて検索可能
ジェスチャー操作&手書き文字のテキスト化
基本性能
バックアップ機能:○
→対応クラウド(Drop box)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:縦スライド
録音機能:○
iphone版アプリ:○
アプリの安定性
▼App storeでレビューを確認する。
移行のしやすさ
コメント
ジェスチャー(指で○て囲んだり、数本の指で動かしたり)の使い方をマスターできれば、とても便利なアプリです。
手書き文字をテキストに変換する手間が最も少なく、テキストベースのテキストを手書きで作成するにはとても便利なアプリ。
一方でボタンのない操作が苦手な人には使いにくく感じる可能性が高いアプリであると言えます。
Flexcil
コンセプトが新しいアプリ!PDF(教科書)をまとめていくことに特化した性能です。まとめの作成では負け無し。
・PDFを見ながら、ノートを作成することに特化した機能
・ジェスチャーで直感的な操作が可能
基本機能
自動バックアップ機能:☓
→手動バックアップはOK
→対応クラウド(Dropbox、Google ドライブ、Onedrive)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:☓ (外部の画像は不可、PDF→スタディノートへのキャプチャー貼り付けは可能)
ノートの方向:縦スライド
録音機能:☓
iphone版アプリ:☓
アプリの安定性
▼App storeでレビューを確認できます。
移行のしやすさ
コメント
PDFの教科書を手書きのメモをとったり、キャプチャして抜き出しながら 「まとめノート」を作成することに特化したアプリです。
スタイラスペンで丸を書くと選択される機能を筆頭に、iPadで使うことを良く考えられたアプリであると感じました。実際に、教科書をまとめるのに使用してみると、非常にスピーディーにまとめを作成できました。
このアプリを使っていく上で最大の難関なのが教科書を自分でPDF化してく作業(自炊と呼ばれる)です。ただ、このアプリのお陰で、自分で教科書をPDF化するメリットがまた一つ生まれたと言っても過言では無いでしょう。
教科書・医学書をPDF化(自炊)してiPadに取り込んで勉強する方法〜総論&必要なもの編〜
講義スライドがPDFとして配布される環境にある人はこのアプリがとても役に立つと思います。
まだあまり有名で無いアプリですが、数年後にはおそらくスタンダードになっているアプリなのでは無いかと思います。
Whink
デジタルノートとしてかなり使いやすいアプリ。派手な機能はないものの、使いやすさではトップクラスのアプリです。
個人的にかなり好印象のアプリでした。
特にキーボードを使って打ち込みメインで行う人におすすめです。
独自機能
・セクションという区切りでノートを作成
・音声をノートとリンクして管理
・テキスト入力が多機能
・基本使用は無料(オートシェイプ機能と音声録音はアプリ内購入が必要)
基本機能
自動バックアップ機能:○
→対応クラウド(Dropbox)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:縦スライド(ページの概念なし)
録音機能:○
iphone版アプリ:○
アプリの安定性
[applink id=”1008546049″ title=”Whink”]
MetaMoji Note
有料会員になることが前提ですが、多機能で使いやすいノートアプリです。クラウドやアプリ操作が苦手な人にも優しいアプリです。
ヘルプが丁寧です。
独自機能
・タブ表示
・手書き日本語入力に対応
・会員制で独自のクラウドサービスに対応
▼サンプル画面
ジェスチャーではなく、ボタンをタップして行う操作が中心になるので苦手な人に優しいアプリです。
▼ヘルプも他のアプリよりも親切
アプリの安定性
基本機能
バックアップ機能:○(自動)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:横方向に切り替え(スライドでは無くタップ式)
録音機能:○
iphone版アプリ:○
移行のしやすさ
OneNote
非常に多機能なアプリ。Windows製のアプリなので、iPadよりもWindowsタブレットとの相性が良好かも!
独自機能
・Apple製品以外(Widows、Android)でも使用可能
・ノートというよりは無限大サイズのホワイトボードのイメージ
・手書き文字が検索可能
・貼り付けた画像の中の文字が検索可能
基本機能
バックアップ機能:△手動バックアップのみ
PDFの読み込み:△ 100MBまで
画像の貼り付け:○
ノートの方向:ページの概念が無い(無限のホワイトボードの様)
録音機能:○
iphone版アプリ:○
アプリの安定性
[applink id=”410395246″ title=”Microsoft OneNote”]
移行のしやすさ
注意点
Onenoteの保存場所はOnedriveです。Onedriveが無料で使用できるのは5GBまでなので、メインで使用する場合や、Onedriveを他のことにも使用している場合には追加容量の購入が必要になる可能性があります。特にPDFや画像を多用する場合には5GBでは足りなくなる可能性もあります。
容量はOffice365 premiumに加入するか、50GBを毎月購入するという2つの選択肢しか用意されていないようです。
コメント
非常に多機能のOnenoteです。多機能ですが、ボタンも複雑なため使いこなすには知識が必要かと思います。使いこなせれば、おそらくいちばん多機能でしょう。このアプリを使用したいなら、iPadではなくwindows純正のsurfaceを購入するのが最もおすすめです。
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筆者もこのアプリを使用していたのですが、同期に時間が掛かる点と、たまたまバグに何回も遭遇したために使用するのをやめてしまいました。
注意事項にも書いたように、アプリ自体は無料ですが、Onenoteに生涯課金していかないと行けないようなシステムであるように思います。ただ、Office365では1TBというものすごいストレージも使用できるうえ、Word、Excel、Power pointも使用できるなら年間約12000円でも安いと思います。
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Evernote
基本的にはメモアプリだが、手書き文字も検索可能になる。
独自機能
・ほとんどのデジタル端末で利用可能(Apple、Windows、Android)
・手書き文字も検索可能になる(OCRに時間が掛かる)
・別アプリ(Everword)との連携でそのまま単語カードになる。
・貼り付けた画像の中の文字も検索可能になる(OCRに時間が掛かる)
Evrenoteのもう一つの特徴が、検索性に優れている点です。Evrenoteならテキスト・手書きの文字だけでなく、Evrenote上に保存した写真も検索可能になります。
検索精度もなかなか高いです。
検索精度については以下の記事でまとめています。
EvernoteのOCR機能(写真の文字認識)の精度
検索できるように処理されるまでには少々時間がかかりますが、かなりの長所であると言えます。
基本機能
バックアップ機能:(Evenoteのクラウド上にバックアップされている)
PDFの読み込み:△ノートの上限サイズにより制限あり(無料:25MB/有料会員:200MB)
画像の貼り付け:○
ノートの方向:縦スライド
録音機能:○
iphone版アプリ:○
アプリの安定性
移行のしやすさ
コメント
Evernoteで手書き機能を本格的に使用したいなら先程紹介したNoteshelf2がおすすめです。
ただ、普段はテキストメインのノートで手書きで図を書きたい なんて場合には、Evernoteアプリから手書き機能を使うのもとても便利です。
Evernoteを単語アプリ化するEverwordについても紹介しましたが、こちらのアプリも非常に便利です。Evrenoteに内容をまとめたらそのまま問題集にできるので、勉強効率がアップすること間違いなしです。
PDF Expert
[applink id=”743974925″ title=”PDF Expert by Readdle”]
基本的にはPDFリーダー。しかし 、手書きノートアプリにも匹敵するノート性能を持つため、手書きノートとしても利用可能。
独自機能
・PDFを複数ファイル(全ファイルも可能)まとめて内容検索可能
・タブ表示可能
基本機能
バックアップ機能:○
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○(追加で買い切り型課金が必要)
ノートの方向:縦・横、選択可能
録音機能:☓
iphone版アプリ:○
アプリの安定性
[applink id=”743974925″ title=”PDF Expert by Readdle”]
移行のしやすさ
紹介したアプリ一覧とおすすめの使い方
ここからは
・ここまでで紹介したアプリの機能
・どんな使い方がおすすめか
をまとめました。
Goodnotes
筆者的には一番おすすめのノートアプリ。
強いこだわりがない場合や他のアプリと迷っている場合にはこのアプリで間違いないと考えています。
[applink id=”778658393″ title=”GoodNotes 4″]
手書き文字のOCR化(手書き文字も検索可能に)
バックアップ機能:○
→対応クラウド(Box、Dropbox、One drive、Google ドライブ)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:横スライド
Notability
音声と連携はこのアプリが一番!
授業の録音であったり、会議の記録では他のアプリよりも圧倒的におすすめです。
[applink id=”360593530″ title=”Notability”]
・テキストと録音音声の連携
・手書き文字の認識(検索可能に)新機能
・ノートを並列横並び表示可能に新機能
・Mac版アプリ有り
バックアップ機能:○
→対応クラウド(Dropbox、Googleドライブ、OneDrive、Box、WebDAV)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:縦スライド
録音機能:○(優秀)
iphone版アプリ:○
Noteshelf 2
Evernoteとの連携が強力です。
Evernoteユーザーなら使う価値があります。
基本的な性能も◎
[applink id=”1271086060″ title=”Noteshelf 2″]
・ノートアプリでノートを作成し、作成したノートがEvernote同期可能。
→手書き文字もEvernoteで検索可能に!
バックアップ機能:○
→対応クラウド(Dropbox、Onedrive)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:横スライド
Penultimate
個人的にはあまりおすすめできません。
Evrenoteと連携させたい場合には、Noteshelfをおすすめします。
しかし、無料ですので、一度自分で試してみるというのはアリですね。
[applink id=”354098826″ title=”Penultimate”]
・Evernote上にノートを作成(このアプリ自体がEvernoteから出ている)
バックアップ機能:☓(Evernoteクラウドに保存されるものの他にはできない)
PDFの読み込み:☓
画像の貼り付け:☓
ノートの方向:縦スライド
Note Plus
かなりの高機能ノートアプリ。
自動バックアップアプリがDropBoxという点に問題がなければ、使ってみる価値あり!
特に「手書きで入力したいけど、自分の字は嫌だ」という人にとてもおすすめです。
[applink id=”374211477″ title=”Notes Plus”]
・手書き文字を素早くその場でテキスト文字に変換。
バックアップ機能:○
→対応クラウド(Drop box)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○
ノートの方向:縦スライド
Flexil
PDFの内容をまとめるという点においては無敵のノートです。
この用途にピッタリハマる人は迷わず使うべし。
PDFの要約→他のノートアプリにPDFとして読み込ませるという使い方もおすすめです。
[applink id=”1146812963″ title=”Flexcil – PDF注釈、ノートをとる、 学習ノート”]
・PDFを見ながら、ノートを作成することに特化した機能
・ジェスチャーで直感的な操作が可能
手動バックアップ機能:☓
→手動バックアップはOK
→対応クラウド(Dropbox、Google ドライブ、Onedrive)
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:☓ (外部の画像は不可、PDF→スタディノートへのキャプチャー貼り付けは可能)
ノートの方向:縦スライド
Onenote
Office365ユーザーなら容量の心配なく使用できておすすめです。
作成するノートが文字メインや短期間の利用なら、容量不足に陥る心配もなく使用できます。
[applink id=”410395246″ title=”Microsoft OneNote”]
・Apple製品以外(Widows、Android)でも使用可能
・ノートというよりは無限大サイズのホワイトボードのイメージ
・手書き文字が検索可能
・貼り付けた画像の中の文字が検索可能
バックアップ機能:○
PDFの読み込み:△ 100MBまで
画像の貼り付け:○
ノートの方向:ページの概念が無い(無限のホワイトボードの様)
Evernote
いろいろなOSで使うという点ではとても秀でています。
スマホ・自宅のPC・iPadだけでなく、外出先のPCでもいつもの環境を取り出せるのは魅力的。
書類やプリント、教科書の写真を読み込んで検索可能にするのもおすすめです。
[applink id=”281796108″ title=”Evernote”]
・ほとんどのデジタル端末で利用可能(Apple、Windows、Android)
・手書き文字も検索可能になる(OCRに時間が掛かる)
・別アプリ(Everword)との連携でそのまま単語カードになる。
・貼り付けた画像の中の文字も検索可能になる(OCRに時間が掛かる)
バックアップ機能:(Evenoteのクラウド上にバックアップされている)
PDFの読み込み:△ノートの上限サイズにより制限あり(無料:25MB/有料会員:200MB)
画像の貼り付け:○
ノートの方向:縦スライド
PDF Expert
PDFを読むという点でかなり強いアプリです。
読むのがメインでたまに書き込むという意味ではこのアプリがベストです。
PDFを複数ファイルに渡って検索できる点を活かして自分だけのデータベースを作成するのもアリです。
[applink id=”743974925″ title=”PDF Expert by Readdle”]
・PDFを複数ファイル(全ファイルも可能)まとめて内容検索可能
バックアップ機能:○
PDFの読み込み:○
画像の貼り付け:○(追加で買い切り型課金が必要)
ノートの方向:縦・横、選択可能
まとめ
以上、「【勉強目線での選び方】iPad の手書きノートアプリ比較・独自機能まとめ」でした。
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