スマホやタブレットといったデジタル機器を利用して、勉強を行うことに関する質問への回答のまとめです。
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端末選び
2019年3月時点での回答とさせていただきますが、現時点で勉強に最適な端末はiPadだと断言します。かといって他の端末ではダメというわけではありません。
しかし、スタイラスペンの書き心地(この差はだんだん減っています。)・ノートアプリやPDFリーダーの性能(この差が大きい)においてiPadが他のアプリから抜きん出ています。
SurfaceについてはOneNoteという公式アプリがありますので、そちらのアプリに完全依存した状態ならとても使いやすく、高性能です。
Surface Goというミドルスペックの端末も出ましたし。(Office付き)
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ただ、筆者の考えとして端末に「勉強」という重要な役割を任せる上で上で一つのアプリにすべての機能をもたせることはリスク管理の面で良くないと考えています。
例えば、アプリ上でバグが発生した場合に大変な不利益となりかねないからです。
また、iPadを現時点で推奨している理由として価格的な面もあります。SurfaceとiPadの最も安いモデルを比較すると、iPadのほうが安くすみます。この点からも積極的にSurfaceを選択する理由がないかと考えています。
ちなみにSurfaceで利用できるOne NoteというアプリはiPadでも使用可能なので、Onenoteを使用する場合にもiPadが選択肢に入ってきます。
Surfaceをお持ちならOneNoteという優秀なアプリがあるので、一度試してみてはいかがでしょうか?
OneNoteはよりデジタル感が強いので、合えば便利に使いこなせますし、使いにくいと感じたら少しアナログよりのiPadのノートアプリを使った勉強がおすすめです。
当サイトでは現状iPadでの勉強が一番だと考えているので、記事の多くがiPad勉強についてです。
いろいろ見て頂いて、iPadと今お持ちのSurfaceと比べてみてください。
iPadについての端末選びに関しては別ページにQ&Aを作成しました。
Q&A 勉強用iPadについて
ファイル管理
実はiPadにもパソコンのようにデータを管理する方法があります。
ファイラーアプリを使用する方法です。
ファイラーアプリのおすすめは、PDF Expertというアプリです。
オススメのファイラーアプリはPDF Expertというアプリ
ファイルの階層をいくらでも作れる
iCloudも端末への保存も可能
PDFリーダーとしてもそこそこ優秀
全体検索可能
という感じでPCのファイル管理に近い感覚で使えて便利
画像はiPhone版、iPad版はさらに見やすい pic.twitter.com/56gbiXK7vM— でじすたねっと】iPadを使った勉強方法紹介 (@digista_net) 2019年2月18日
無料版のDocumentsというアプリでも、ファイラーアプリとしては十分に使用可能ですので、一度試してみてください。
余計なアプリを入れたくないという場合にはApple 純正のファイルというアプリも結構使いやすいです。最近でたアプリなので、iPadにまだいれていない場合にはApp storeで「ファイル」と検索してみてください。
【メモ】iPadでのデータ管理
基本:iosにもファイラーアプリはある
「ファイル」というアプリ
保存場所はicloudもしくはその端末内で選択可能
ちょっと使いづらい印象 pic.twitter.com/B6HPBnvPiD— でじすたねっと】iPadを使った勉強方法紹介 (@digista_net) 2019年2月18日
記事も作成しましたので、御覧ください。
なくなったら困る重要なPDF(例えば教科書のデータ)などは、両方に保存するのがおすすめです。
筆者の場合、クラウドにはicloudやGoogle Driveを使用してファイルを保存しています。
さらにそれに加えEvernoteにバックアップするという方法です。
詳細は以下の記事にありますが、Evernoteはバックアップに向いているシステムです。
端的にいうと、データを預ける(アップロード)時に課金すれば、保存にはお金がかからないシステムなので、長期間預けっぱなしにするのにおすすめなんですね。
参考までに筆者が保存している教科書の1部をお見せします。
現在はこの画像の2倍程度の画像がiPad内に保存していますが、これらのPDFの容量は15GBくらいです。
意外にPDFはデータ量を必要としないんですね。
安心してドンドンPDF化してみてください。
スキャン
スキャンの一連の流れを解説してある記事を作成してありますので、こちらを参考にしてみてください。
本1冊のスキャンにかかる時間は以外に短めです。
だいたい1分間に100ページくらいスキャンしてくれます。
どちらかというとスキャンの前の裁断の過程やOCR(文字認識)の過程に時間がかかります。
筆者の場合は裁断は業者に頼み、OCRは別売りのソフトを使用することでスキャン後まとめて夜寝ている間に処理させます。
↓スキャナーはこのくらいの速度で処理してくれます。
スキャンは問題なく終わりました。ここまでくればあとはスキャナーにセットするだけなので楽々です!! pic.twitter.com/K3759p92v1
— でじすたねっと→iPadを使った勉強方法紹介 (@digista_net) 2019年4月14日
レジュメのスキャンには意外に時間がかかります。
ホッチキスなどを外す作業に時間がかかることや、紙のサイズがいろいろであること、A3サイズの場合にそのままスキャナーに入らないことが原因です。
レジュメの場合にはOfficeレンズなどのスキャンアプリを利用するのがおすすめです。
ちなみにiPad/iPhoneだけでOCRまで行う方法もありますので、レジュメをスキャンしたい場合には参考にしてみてください。
PDF内の文字の検索について
文字認識ソフトを使って文字認識処理は行いましたか?
スキャナーでスキャンしただけのPDFは写真と同じ状態です。
この写真状態から検索できるようにするには文字認識処理を行う必要があります。
専用ソフトを使って、画像中の文字を読ませてPDFの中に透明なテキストとして埋め込みます。これによって検索が可能なわけです。
文字認識ソフトはスキャナーについていることが多いです。
少なくともメジャーどころのScanSnapや筆者の使用しているDS570Wにも文字認識ソフトがついています。スキャナー付属の文字認識ソフトはスキャン後にしか文字認識処理を行えません。(少なくともDS570Wに関して)もう一度紙をスキャンする必要がありますが、やってみてください。
これらのソフトでも十分に文字認識は可能なので、スキャナーの説明書を読みながらやってみてください。
ちなみに現状ではこの処理にパソコンでは必須です。
スクリーンショットを行った段階ではまだ画像です。
PDFにしても画像の状態ですので、検索はできません。
検索できるようにするには、文字認識処理を行う必要があります。
PDFを文字認識処理するには、OCRソフトが必要です。
PDFに文字認識処理を行い、PDFに埋め込むには専用のソフトが必要なのですが、現状ではソフトの関係でiPadだけで処理を完結することはできません。
PDFの検索については質問が多かったので記事を作成しました。この記事でPDFの内の文字を検索できるシステムを知れば疑問は解決するはずです。
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