メモリーカードが使えない!
「iPad」のストレージは後からは増やせません!!
アンドロイドタブレットではメモリーカードを使える機種も多いですが、iPadはストレージをあとから増やすことはできません。
クラウドが発達した今でも本体にデータを保存できる容量は重要な要素です。
(クラウドに関しては記事後半で紹介します。)
容量に迷ったら、より大きい方へ
迷った際には一段階多いストレージのiPadを購入すると良いでしょう。
値段はUPしますが、後悔しないために重要です。
iPadを快適に使用するするには、CPU(頭脳)が重要です。
ストレージが低いと動作がもっさりとすることがあります。
iPadの寿命を決めるのはストレージであることも多いです。
スマホも、ストレージ不足で買い替えたくなったことありませんか?
大容量iPadは売却時にも有利
iPadは手放すときに高く売れることも有名です。
iPadを売るのはだいたい2−4年後程度になることが多いです。
4年経過すると、一般的なストレージ容量も上がっていることが多いです。(経験的に)
数年前はスマホのストレージは16GBくらいが一般的でしたよね?
今や、16GBのスマホなんてほとんどありません。
4年後には同じことがiPad売却時にも起こる可能性が高いのです。
売却時にも大容量iPadが有利!
128GB以上がおすすめ
iPad勉強には容量(ストレージ)が128GB以上のiPadがおすすめです。
目安としてノートアプリとして10~20GB、PDFリーダーに10GB、電子書籍などに10~20GB使用する場合、64GBでは不足するからです。
勉強用iPadの筆者のおすすめは128GB以上
ただし、128GBというのはストレージとして最低限の条件と考えられます。
つまり迷った場合や、お金に余裕がある場合はより大きなストレージを購入するのがおすすめです。
128GB以上をおすすめしている理由を今から紹介していきます。
128GB以上をおすすめする理由
iPad勉強で使うアプリ
iPad勉強で実際に使用するアプリの使用量を、筆者の実際の経験から紹介します。
↓まずは筆者のiPadの状態です。
256GBモデルですが、86GB使用中です。
126GBモデルよりも下の32GBや64GBモデルだと不足する使用量です。
↓さらにアプリの内訳です。
GoodNotes5
GoodNotes5では30GB程度使用
筆者は医師国家試験用の1000ページ近いテキストを残しており、大量の画像を追加で貼り付けているため、このような大きな容量になっています。
PDF(PDFリーダー)
PDF ExpertやGood readerなどのPDFリーダーアプリでは、PDF化した教科書データを使用します。
教科書PDFのだいたいの容量は、
300ページくらいの本を標準よりちょっといい画質でスキャンすると100~200MBくらいイメージです。
実際のところ、教科書PDFがどのくらい容量を必要するのか実験してみました。
- 3131ページあったハリソン内科学という本をスキャン。
- 空白ページは削除する設定としたので、実際には3100ページと設定します。
- スキャン設定を300dpi(標準くらい)、カラー認識で行うと約2GBとなりました。
- 1ページあたりの容量は0.645MBとなりました。
教科書のPDFはだいたい1ページ1MBないくらいと思っておけば問題なし
1000ページの本で1GB入るので、20GBあれば20000ページ分は保存可能です。
200ページの本ならば10冊分。(ちなみにこれはカラーデータなので白黒スキャンならもっと容量が少ないです。)
また、教科書PDFデータはリーダーアプリの性質上クラウド保存を利用しやすいので、どんどん量が増えていくならばクラウドを活用するとよいでしょう。
電子書籍アプリ
電子書籍アプリで本や教科書を読む場合は、さらに容量圧迫の心配はいりません。
Kindleなどの電子書籍は最適化されているからか、データが軽い傾向にあります。
筆者がよく利用する医書.jpという医学書電子書籍アプリでも、分厚い本が数十MBになっていたりと、しっかり最適化されています。
↓容量は多く見えますが、500ページくらいある辞書みたいな本が20冊近く入ってこれだけです。
勉強以外で使うアプリ
Amazon Primeなどで動画を本体に一時保存するにもストレージは必要です。
特に動画は2時間くらいで数GB使ったりするので、動画のオフライン保存のためには容量が必要です。
たまに息抜きは必要です。筆者は医師国家試験前でも1日1時間はゲームをしたり動画を見たりするようにしていました。
筆者はいつも256GBを購入
256GBを購入している理由は?
最低ラインを 128GBとして、さらに余裕をもたせるためです。
256GBのiPadは勉強+娯楽目的に使用しても、余裕があります。
iPad Proは、動画編集の可能性を考えて512GBにしてみました。
ストレージはiCloud併用で節約できるのか!?
筆者もiCloudの有料プランを契約しています。(200GB/月、400円ほどのプランを契約中。)
iCloudで使用頻度の低いPDFなどをクラウドに保存しておく,という設定もあります。
しかし、クラウドを使いこなすには常にwifi環境下にあるなど、データ通信量をケチらなくて良い環境が必須です。
クラウド利用には膨大な通信量がかかることも…
また、iCloudの有料プランも月々の維持費がかかるため、節約したい人こそ、大きいストレージのiPadを購入すべきなのです。
本体のストレージ消費を抑えるメリットは写真にあり
iCloudの存在で本体のストレージ消費を抑えると、写真(画像)で恩恵を受けられる印象です。
先程紹介したようにPDFリーダーもクラウド利用がしやすいです。
筆者もおそらく20GB近い教科書データがあるにも関わらず、PDF Expertの本体使用容量を見ると8GB程度に収まっています。
使用頻度の少ないものは本体から削除され、クラウドにデータが残るようになっているようです。
↓筆者のPDFリーダーアプリを見ると、アプリ自体はストレージをあまり消費していないようです。
↓実際にPDF Expertのフォルダに保存しているのは、20GB程度です。
ネット環境があれば、PDFや写真はクラウド利用で本体ストレージを節約できる。
ネット環境が整っていない場合は、本体ストレージは大きめに!
実践:iPadストレージの考え方
↓予算が不足する場合はこちらを参照
126GBモデルよりも下の32GBや64GBモデルだと容量不足の可能性!
まとめ
- 勉強用iPadには128GB以上がおすすめ
- 節約したい人ほど、買い替え周期を伸ばすために、大きな容量のiPadがおすすめ
↓最新モデルのiPadは以下の記事でまとめているので検討してみてください。
コメント