今日は自分がCBTを受けたときに始めて知ったこと、受験し終わって勉強面ではもっとこうすればよかったという点を記事にします。
意外に知らない当日の出題形式
これは自分も受験するまで知らなかったのですが、当日の出題方法は診療科ごとにまとまって出ます。
例えば、問題を解いていて、今は循環器のブロックで、ここから、呼吸器ばっかりに変わったなと分かるくらい、かたまっています。
これは模試などを受けている人がいれば分かるかもしれんが、意外に気づかない点かと思います。これを知っていると何に活かせるかというと、当日の休み時間に見直すノートや持っていく参考書です。試験のときには、早くそのブロックが終われば、控室に戻れます。(この条件が、大学ごとに違うことはないと思うのですが、事前に先輩などから情報をつかんでおくと良いかも。)
控室では大抵の人が勉強を始めますが、診療科別に出題があるということは、既に解いた診療科は、少なくとも、臨床問題のブロックの間(総合問題みたいなブロックに入るまで)は出題されないということです。つまり、休み時間の勉強は、科目ごとに勉強できるものがコスパが良いということです。
筆者がやってしまったミスが、すべての分野が混ざった、苦手のまとめノートを作ってしまったことです。これは試験当日の休み時間に見直すには非常に効率が悪いです。診療科別の教科書で例えば病気が見えるをすべて持ち込むことはボリューム的に厳しいのと見直しの効率が悪いので、苦手なところ、当日覚えるしかないような細かいことのまとめのノートを診療科別に作成するのが良いと思います。
時間が全くない人は、レビューブックを購入するとよいと思います。特に、マイナーと産婦人科は良くまとまっていて、管理人は好きですね。この2冊は国家試験の際にも役立つと思うので、持ってない人は購入すると良いと思います。CBTのために買うとしたら、産婦をマイナーがかなりおすすめで、メジャーは他にまとめた媒体(ビデオ講座、ノートなど)がなければ、小児科は少々オーバーな気がするので、高得点(95%以上)を取りたければでよいと思います。
時間があまりない人で、もしiPadを持っていれば、Goodnotesというアプリがとてもおすすめです。このブログの他の記事ではiPad pro で使用することをおすすめしていますが、CBTの当日見直し用のノートを作成するにはiPad proじゃなくても大丈夫です。(iPadやiPad Airでも大丈夫です)
https://digista.net/2021/05/09/ipad-for-medical-students/”,”text”:”医学生向けiPadの選び方.おまけに反則技も教えます.”} /–>理由としましてはCBTの当日見直し用ノートの作成は教科書の写真をとって貼り付ければいいからです。
病気が見えるや、QBの覚えようと思った図を、写真に撮って科目ごとに作成したノートに貼り付けていけば、すぐにノートの完成です。
時間は自分でノートを書くよりも短く済みます。このくらいの作業なら、他のアプリでもできますが、アプリの使いやすさは勉強効率にかなり影響しますので、有料アプリでも、買うべきだと管理人は考えています。
どうしてでも合格したい人への勉強法の提案
管理人が考えるもっとも効率のよい方法は、iPad Pro ×Apple pencil ×病気が見える電子版×QBonline×Goodnotesだと考えています。
これ以上落としたらまずい人や、相当ピンチな人は勉強効率を上げるために課金も必要かと思います。全部揃えると結構な値段がしますが、効率は間違いなく上がります。
- QB onlineで問題をスキマ時間も活用して解く
- 間違えた問題のなかで苦手なもの、どうしても覚えられないもをQBや病気が見えるの電子版からスクリーンショットで切り抜く
- スクリーンショットを科目別にGoodnotesで作成したノートに貼り付ける。
- 覚え方やゴロ、理屈など暗記のサポート事項をApple Pencilで書き込む。
- 何回もまとめノートを見る。
上記の方法が気にいったら、試して頂ければと思います。
超高得点(95%)以上取りたい人の勉強法の提案
管理人はここまでの高得点は取れませんでしたが、このくらい取っていた友人を観察して気付いたことと、自分に足りなかったことを踏まえて提案してみます。
まず、その友人はQBをとき始める時期が、1周解き終わっていた時期がとても早かったです。
試験の半年以上前に1周とき終わっていたと思います。やはり、一度全体を網羅できると勉強効率が上がるのでしょう。次に、QBに出ていた問題は完璧にできるようになっていたようです。繰り返している量が違うのでしょう。高得点を取りたい人はまずは全体像を早く把握するために一周をできるだけ早く終わらせるとよいと思います。
ここからは管理人の改善すべきだった点についてです。
まず、高得点を取りたければQBの問題は優劣なく、すべての分野をちゃんと解くと良いと思います。同じ学年の友人にCBT後に話を聞くと、かなり偏った出題が出ている人がいました。
例えば発生の問題が多かったり、免疫の範囲が多かったりです。管理人の場合は老年医学の範囲が連続してたくさん出ました。
ここの分野は重要ではないとなんとなく判断して、勉強していた管理人はこういった所で点数を落としてしまいました。次
に、4連問の対策をしっかりすべきだったという点です。4連問を解く頃には疲労もピークに達し、思考力も低下してきます。CBTの4連問は癖のある問題が多い印象でしたので、考えるというよりは、しっかり問題の癖、パターンを押さえると点数が取れると思います。
まだCBTまで余裕のある人は、早めに問題集を1周し、全体像を把握してから、すべての分野を優劣なく仕上げていくと超高得点を狙えるのではないかと思います。
当日は目がつかれるので、目薬や、ホットアイマスクなどがあると目が楽になると思いますよ!!!
目薬は眠気覚ましや、気分転換にも役立ちましたので、おすすめです。
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